株式会社トノックス 第一回 会社発祥の地へ | 特殊車両ならトノックス
1.トノックスのルーツ
トノックスのルーツを感じられるレストア・旧車のゾーン(TONOX工場より)
今回は、トノックスYouTubeチャンネルより、第一回の動画「会社発祥の地へ」からトノックスのルーツについてご紹介したいと思います。
トノックスは現在、特装・特装車の設計開発、製作、フォークリフト・建設機械キャビンの設計開発、製作、輸入車の出荷前納車点検整備、電着塗装による自動車体・部品塗装、建材塗装などさまざまな業務をおこなっております。
元は車両の製造からスタートしたトノックスの原型は、シルビアとダットサンの2台に見ることができます。
SILVIA CSP311
DATSUN 1600
日産自動車㈱の委託を受けたトノックスの前身である㈱殿内製作所では、全網製車体の試作をスタートします。完成したモデルは、昭和25年に日産自動車(株)の協⼒⼯場として製作が開始いたしました。昭和38年からは、初代日産シルビアの生産に携わっております。
昭和39 年(1964年)の第11回東京モーターショーにダットサン・クーペ1500として出品されたのが、トノックスが製造した初代日産シルビアでした。
日産シルビアの詳細については、下記記事もご参照ください。
▼⽇産シルビア 〜その歴史と⼈気の秘密①〜
https://tonox.jp/20191105/blog32/
▼⽇産シルビア 〜その歴史と⼈気の秘密②〜
https://tonox.jp/20191113/blog33/
展示用のフレームシャーシ部分
神奈川県平塚市の本社工場では、フレームシャーシ部分とオープンボディ部分を解体した模型が展示されています。ボディ部分の修復がされたものに電着塗装を行うことで、当時の新車と同じような塗装が復元されます。
トノックス発祥の地である神奈川県横浜市保土ヶ谷区の横浜工場では、当時の技術や知識、歴史を受け継ぎ、大切に引き継がれたメカニックでレストアの作業に対応しております。
トノックス発祥の地である横浜工場
2.トノックスのレストアの特徴
トノックス発祥の地である神奈川県横浜市保土ヶ谷区の横浜工場では、手作業で丁寧な復元作業が行われます。まず錆びているところを切って、パーツごとに精巧に復元したものを貼り付けていきます。レストアする車両に合わせて、ひとつひとつ手作業で復元していきます。
旧車のレストアでは、素材や塗装、部品などに大きく劣化が見られるヴィンテージカー、クラシックカーなどのフレームシャーシ部分とオープンボディ部分を解体し、「復活」あるいは「保存」を目的に修復や復元を行います。自動車に搭載されているエンジンを取り外し、別のエンジンに載せ替える「エンジンスワップ」を行い、本来の乗れる状態まで戻す作業を含む場合もあります。
「エンジンスワップ」を行うことで走行性能は向上しますが、それに合わせて駆動系の見直しも必要となります。足回りやブレーキの強化など車全体の劣化具合を確認し、それに見合ったパーツを組む必要があります。実際に車両を製造していたトノックスだからこそ、個々の車種に合わせた正確なレストアができるのです。
レストアする車両に合わせて作成(TONOX横浜工場にて)
次回は電着塗装についての動画をご紹介します。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、トノックスYouTubeチャンネルより、第一回の動画「会社発祥の地へ」からトノックスのルーツについてご紹介しました。
トノックスは、小型から大型まであらゆる特装車を開発・製造しております。その他、計測解析業務・レストアなど、個人のお客様のご相談から、国の行政機関・公共団体のご相談まで幅広く対応、多数の受注実績があり、企画・設計から、製造・整備まですべて自社にてまかなえる一貫体制が整っています。
当社では昭和23年の創業より働く車、特殊車両の専門メーカーとして創業70周年を超え、多数のノウハウ・実績がございます。詳しい内容をご希望の方は、お気軽にトノックスまでお問い合わせください。
ご相談お待ちしております。