レストアとは?トノックスのレストアの特徴 | 特殊車両ならトノックス
1.「レストア」の本来の意味
「レストア(英=RESTORE)」の本来の意味とは、老朽化などの理由により劣化もしくは故障した、自動車・オートバイ・鉄道車両・航空機・時計・ラジコンモデル、ゲーム機等を修復し、復元または復活させることを言います。
事故や損耗が理由となる故障の修理や整備ではなく、製造時期から年数がある程度経ったビンテージモデル、などを復活、あるいは「保存」する事を目的に修復や復元することを指します。
いっぽう、「リペア(英=REPAIR)」は全体の一部を修理・補修することを意味しており、英単語における名詞形は「リストレーション(英=RESTORATION)」と言います。
通常は製造及び発売から年数が経っているため、新品部品や適合した関連部品の入手が困難であったり、そのものが新品時、どういう状態であったのか?といった情報を得るのに苦労する場合が多いのが一般的です。
2.レストアの醍醐味
産業遺産的な意味に重きを置いて、再現性を優先し、オリジナル部品を極力生かした修復方法を採用する場合と、実際に動かすことを優先し、レプリカやリ・プロダクション(再生産・復刻)などのノン・オリジナル部品を多用する(エンジンスワップなどを行う場合もある)修復方法を採用する場合とがあります。
オリジナル部品を使用する場合は、大抵の場合、より多くの時間や資金、高度で専門的な技術および知識を要することになります。
具体的には作業スペースおよび適した設備、工具(整備専用の特殊工具が必要になることもあります)の確保、部品集め、当時の説明書・整備解説書・カタログといった資料収集などに多くの時間と資金を要することに加えて、構造や考証に関する技術と知識を要求することから「リッチな大人の趣味」または「道楽」と言われています。
しかし、美しく歴史的にも価値ある車体の外観をただ鑑賞用として眺めるだけでなく、実際に乗車し一体となって現在の車道を走る瞬間は、ファンにとっての最高に興奮する体験のようです。
3.車のレストアとは?
特に車のことを指してレストアと言う場合には、製造時期から年数がある程度経った旧車(きゅうしゃ)、ビンテージモデル、ヒストリックカー、クラシックカーなど歴史的に価値のある車種を復活、あるいは「保存」する事を目的に修復や復元すること、また、それらを修理して本来の乗れる状態まで戻すことをいいます。
車は頑丈な乗り物で、購入後数年程度であれば問題なく動いてくれますが、それでも経年劣化で外観が痛んできたり、徐々にエンジンなどの調子が悪くなってくることがあります。
最新の車両であれば素材や技術も進歩しているため、昔の車よりも長く乗ることができる場合もありますが、いわゆるヴィンテージの車、クラシックカーなどは、素材や塗装、部品などにも大きく劣化が見られることが多く、そのまま乗ることができないというケースも非常に多いのです。
「旧車をレストアする」という場合の「旧車」とは、特にこのような、製造が数十年前に及ぶような車のことを指します。先にも記述した「ヴィンテージカー」「クラシックカー」「ヒストリックカー」や「ノスタルジックカー」などと呼称されることもあります。
4.トノックスのレストア
トノックスの前身である㈱殿内製作所では日産自動車のSP310、SP311フェアレディー及びCSP311初代シルビアの試作及び量産メーカーとしてを担当していました。
そのため、現在のトノックス工場では当時の技術や知識、歴史を受け継ぎ、その当時から大切に引き継がれたメカニックでレストアを対応しております。
レストアは、「車種」「状態」「復元の度合い」「交換部品供給の有無」などにより、費用も大きく変わります。
トノックスではご相談に応じたご予算で見積りプランを作成しており、日産車を初めとする国産車からメルセデスベンツ・ジャガーなどの外国車まであらゆる車種に対応しております。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はレストアとトノックスの特徴についてご紹介しました。
トノックスは、特装車・架装車・塗装・計測解析業務・レストア専門の製造会社です。レストアでは、板金・塗装・エンジンのオーバーホールなどお客様のご要望に応じたフルレストアを行います。生産当時の状態へのレストアから時代に合わせた形でのレストアまで幅広くご対応いたします。
個人のお客様の一台のご注文から、国の行政機関・公共団体の大口のご発注まで多数の受注実績がございます。企画・設計から、製造・整備まですべて自社にてまかなえる一貫体制が整っています。
当社では昭和23年の創業より働く車、特殊車両の専門メーカーとして創業70周年を超え、多数のノウハウ・実績がございます。詳しい内容をご希望の方は、お気軽にトノックスまでお問い合わせください。
ご相談お待ちしております。