夢の未来型自動車!テスラ社サイバートラックの機能 | 特殊車両ならトノックス
テスラ社は2019年11月22日13時過ぎ(現地時間21日20時過ぎ)、EV(電気自動車)ピックアップトラック『サイバートラック』のアンヴェールイベントをロサンゼルスの会場で開催しました。
YOUTUBEでライブ配信を行い、その衝撃的なプレゼンテーションは、世界中の自動車ファンの度肝を抜きました。
1.テスラ(TESLA)について
テスラ(英: Tesla, Inc.、NASDAQ: TSLA)社は、アメリカ合衆国のシリコンバレーを拠点に、二次電池式電気自動車と電気自動車関連商品、ソーラーパネルや蓄電池等を開発・製造・販売している自動車会社です。
本社所在地はカリフォルニア州パロアルトであり、社名は電気技師であり物理学者であるニコラ・テスラから由来しています。
テスラ社は、電気自動車を運転するために妥協する必要がないことを証明したいエンジニアのグループによって2003年に設立されました。
電気自動車はガソリン車よりも優れ、速く、楽しく運転できることを証明すべく、Teslaは完全な電気自動車だけでなく、無限にスケーラブルなクリーンエネルギー生成や貯蔵製品も製造しており、世界が化石燃料への依存をやめ、ゼロエミッションの未来に向かって進むべきだという理念を掲げています。
2.サイバートラックの魅力
本当に、こんな見た目のクルマが販売されているのか? と疑いたくなるビジュアルですが、テスラ社の公式ウェブサイトには「サイバートラック(CYBERTRUCK)」のページが用意されていて、「注文する(ORDER NOW)」ボタンも設置されています。予約金は100ドル(日本円では約1万5000円)と思わずクリックしていまいそうな現実的な料金設定です。
冒頭にあるキャッチフレーズは「スポーツ車よりもパフォーマンスの高いトラックよりも優れたユーティリティ(BETTER UTILITY THAN A TRUCK WITH MORE PERFORMANCE THAN A SPORTS CAR)」です。
最上級グレードの「TRI MOTOR AWD」は、0-60MPH(おおよそ0-97km/h)加速が2.9秒以下。先日、日本でも公開されたポルシェ「タイカン」の0-100km/hが2.8秒ですから決して誇張した表現ではありません。
3.サイバートラックの機能
搭載する電池容量は公表されていませんが、ボトムスペックの「Single Motor RWD」でも一充電航続距離はEPA基準で400km以上で、最上位モデルの「Tri Motor AWD」は800km以上です。
2022年までには電気自動車の価格を高騰させる要因のひとつであるバッテリーコストが下がり、エンジン車に優る競争力を獲得するという予想をより現実的なものにしています。
ボディはスペースXのロケットなどにも使われている無塗装のステンレス合金製。「ULTRA-HARD 30X COLD-ROLLED STAINLESS STEEL(超硬30X冷間圧延ステンレス鋼)」と呼ぶものだそうです。
従来の自動車のように「強度を確保したフレームを骨格としたボディ」ではなく、頑強なステンレスボディそのものが骨格となる「EXOSKELETON(エクソスケルトン=外骨格」」構造を採用しています。
ステンレスといえば日本でも流し台の素材などでおなじみですが、錆びなくて傷つきにくくて丈夫ですが、加工が大変なのがデメリットでもあります。
それゆえか、車体が折り紙細工またはCGのような多角形フォルムになっています。
乗車定員は6人です。
コストパフォーマンスと省スペース性に優れた斬新な構造を採用することで、この価格でこのハイスペックをもつEV(電気自動車)を発表できたのでしょう。
決して奇をてらっただけのデザインではなく、理想と現実的な問題(耐久性・効率性・性能や環境への影響など)の解決を追求した結果生まれた「機能美」であるといえます。
窓ガラスには「TESLA ARMOR GLASS(テスラの鎧ガラス)」と名付けられた防弾ガラスを採用し、プレゼンでイーロン氏は「9mm 115グレイン フルメタルジャケット弾(115グレインは7.45gで重さを示す)防弾仕様」であることを強調しました。
防弾ガラスに鉄球を投げつければ割れるのは当然ですが、強化ガラスとポリマー素材を積層した構造は銃弾の貫通を防ぎます。
400万円台で防弾ガラスの未来型クルマに乗れるというのは画期的ですし、銃社会であるアメリカでは魅力的な機能と言えるでしょう。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はテスラ社の発表した衝撃的なビジュアルの未来型電気自動車「サイバートラック」のスペックについてご紹介しました。
トノックスは、特装車・架装車・塗装・計測解析業務・レストア専門の製造会社です。
創業以来、知識・経験・技術力を積み重ね、長い歴史の中で常にお客様の未来創造のために最善の品質を追求していくことを大切にしてきました。
それは、私たちの車づくりへの姿勢でもあります。
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