株式会社トノックス|神奈川県の特装車工場

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特装⾞の様々な種類とその役割③ | 特殊⾞両ならトノックス

特装車(とくそうしゃ)とは、自動車メーカーが生産した自動車(完成車)に対し、特定の用途や目的の為に部品や装置を取付けたり、ボディやシャシに対して改造を加えられたものを指します。

トノックスでは支援車や津波対策車、消防車、高速道路パトロールカーなど多種多様な特装車を製造していますが、今回は様々な特装車の種類とその役割についてご紹介します。

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1.工作車

キ100 形雪かき車キ100 形雪かき車( Wikipedia より)


工作車(こうさくしゃ)は、かつて日本国有鉄道に在籍した事業用貨車の⼀種です。

駅や区にある機械設備などを検査・修繕するための器具や、機械を積載する車両、橋梁などの工事現場で、工場の役割をするための工作機械や工事材料を積載する車両のことです。

1953年(昭和28年)4月8日の車両称号規程改正(総裁達第225号)時に新設された種別で、有蓋車や⼆軸客車の改造車や代用貨車が分類されましたが、もともと⽼朽車の改造車であったことや、地上設備の充実により、1972年(昭和47年)度に消滅しました。


2.軌陸車

東京急行電鉄電気部所有の軌陸車東京急行電鉄電気部所有の軌陸車( Wikipedia より)


軌陸車(きりくしゃ)とは、軌道と道路の両方を走ることのできる車両のことで、⼀般的に、鉄道保線・電車線工事用などに使用されます。線路等の工事または作業に使用する機械で軌道及び⼀般道路を走行できるものをいい、保守用車に含まれます。

保線用鉄道車両は、終列車が通過して線路閉鎖がおこなわれてから車庫を出発し、現場への移動をするという時間ロスがありましたが、軌陸車は予め現場付近の踏切横などで待機しておき、線路閉鎖後に待機場所から入線し最小限の移動で迅速に作業を開始することが可能です。

このため特に作業時間が限られる都会の大手私鉄などで重宝されています。
基本的にはトラックなどをベースに、軌道走行用の装備を付けたものです。軌道への乗り⼊れは、保線部門敷地の専用スロープや踏切からおこない、自動車としての区分上は特種用途自動車(いわゆる8ナンバー)に分類され、ラフテレーンクレーンに軌道走行装置を取り付けたものは、大型特殊自動車(9ナンバー)に分類されます。

道路上では⼀般の自動車として走行し、線路上では油圧などでレール上に鉄輪を降ろして走行します。軌道上では道路上ほどの走行性能が得られない場合が多いですが、保線などの作業用では速度はさほど問題になりません。
自動車検査証の車両総重量を超過しているため、公道を走行できない軌陸車として、軌道走行装置を備えたバックホウなどがあります。


3.高所作業車

ロンドンの美術館テート・モダンで展示作業用に使用されている高所作業車「シザーリフト」ロンドンの美術館テート・モダンで展示作業用に使用されている高所作業車「シザーリフト」( Wikipedia より)>


高所作業車とは、高所作業車(こうしょさぎょうしゃ)とは高所で作業をおこなうために、その機構を有した特殊車輌および建設機械のことをいいます。リフト車と呼ぶこともあります。

高所作業車構造規格により、高所作業車は

●2m以上の高さに上昇できる作業床(作業員が作業時に乗る場所)を持ち、昇降装置、走行装置等により構成される
●作業床の上昇、下降などに人力以外の動力を使用する
●不特定の場所に自走できる

以上を要件として満たしている必要があります。

電力や電話会社などでの電気設備(配電線)等の整備・保守、引込線の取り付け、信号機や街灯などの保守、建設現場における溶接・塗装・耐火被覆・配線・配管・ダクト・保温工事等あらゆる高所作業、空調設備メンテナンス、造園・街路樹整備、空港や格納庫等での航空機整備、高層層住宅での引越し(家財の搬⼊・搬出)、広告塔・ネオンサインの設置および照明器具のメンテナンス、道路・高速道路の標識の設置およびメンテナンスや橋脚の補修メンテナンス、監視カメラや防犯カメラの設置およびメンテナンス、ドラマや映画の俯瞰撮影、駅プラットホームの蛍光灯交換など、あらゆる高所作業をおこなうために必要不可欠な特装車であるといえます。

4.レッカー車

ジャー・ダン HDL 500 格納状態ジャー・ダン HDL 500 格納状態( Wikipedia より)


レッカー車(Towing truck、Wrecker、recovery vehicle )とは、他の自動車の前輪あるいは後輪を吊り上げ、牽引するための装置を持つ特種用途自動車のことです。
故障車両や事故車両、駐車違反車両など、自走させることができない状態の自動車をその場から移動させるために使用されます。

車両を吊り上げて牽引するためのレッカーブームと、被けん引車の下に潜り込ませ持ち上げるアンダーリフト、被けん引車の車輪を載せ、抱え込んで固定するピボットアーム、横転車両を起こしたり、車両を吊り上げるクレーン、作業中の車体安定用アウトリガー、レッカー車からみて進行方向後ろ側(吊り上げていない側)の被牽引車の車輪を乗せる補助車輪つき台車(ドーリー)などを装備しています。

牽引自動車に分類されますが、日本ではレッカー車で自動車を牽引する場合は牽引免許は不要となっています。主に日本自動車連盟(JAF)のロードサービス隊、自動車修理業者、警察署から委託を受けた車両移動業者、警察、消防、自衛隊などが保有しています。


5.まとめ

いかがでしたでしょうか︖
今回は、日常に欠かせない「働くクルマ」としての特装車をご紹介しました。

トノックスは、特装車・塗装・計測解析業務・レストア専門の製造会社です。

創業以来、知識・経験・技術力を積み重ね、長い歴史の中で常にお客様の課題解決のために最善の品質を追求していくことを⼤切にしてきました。

それは、私たちの車づくりへの姿勢でもあります。
個⼈のお客様の⼀台のご注文から、国の行政機関・公共団体の大口のご発注まで多数の受注実績がございます。企画・設計から、製造・整備まですべて自社にてまかなえる⼀貫体制が整っています。

当社では昭和23年の創業より働く車、特殊車両の専門メーカーとして創業70周年を超え、多数のノウハウ・実績がございます。詳しい内容をご希望の方は、お気軽にトノックスまでお問い合わせください。



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