株式会社トノックス|神奈川県の特装車工場

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特装車・架装車のさまざまな役割 | 特殊車両ならトノックス

1.特装車とは

道路の安全を守る特装車「トンネル計測車」


特装車(とくそうしゃ)とは、特定の用途や目的に合わせて、自動車メーカーが生産した自動車(完成車)のボディやシャシに、特別な機械・装置を取り付け、これを自動車の動力で駆動する自動車のことです。
代表的なものに、救急車、郵便車、テレビ中継車、タンクローリー、ダンプカー、ミキサー車、レッカー車、消防自動車、バキュームカー、ごみ収集車などがあります。


2.架装車とは

架装とは、元々「加装」と書いていたという説もあります。すなわち架装車とは「装備を加えた車」という意味になります。一般的に言う「改造」と同義ととらえていただいても問題ありません。架装メーカーの業界では「一次架装」と「二次架装」と2種類の架装があり、「一次架装」は車体の形状そのものを改造すること、「二次架装」は車体に補足工事によって何かを付加することをいいます。


3.特装車と架装車の違い

自動車メーカーの生産車に、特殊部品や装置を取付けたり、車体やシャシに改造を加えたりすることを、特装または架装といいます。
ですので、基本的に特装車も架装車も大きな違いはありません。言葉の意味として、特装車は「特別な装備がなされた車両」、架装車は「改造や装置を加えた車両」といったニュアンスの違いがある程度です。
トラックなどの大型車は単に荷物を運ぶだけでなく、掘削機やコンクリートミキサー車のように、用途に合わせた様々な機能を搭載した特殊車や、各種機能をトラックに装備した架装車が多種存在し、さまざまな場で活躍しています。


4.特装車や架装車の働き

特装車・架装車については、目的や用途に応じて、さまざまな種類が存在しています。
最も身近なものでは、ゴミの収集運搬作業を効率よく行うための機械式の環境整備車両である「塵芥車」、バスタブを積載してご自宅にて入浴のサービスを提供する車両である「訪問入浴車」、今ではあまり見かけなくなりましたが、し尿や浄化槽汚泥の収集運搬に使用される「衛生車(通称:バキュームカー)」なども特装車の分類になります。

その他、高真空力と空気の流れを利用し、汚泥・汚水等を強力に吸引するための車両である「強力吸引作業車」、真空装置によりタンク内を減圧し、大気圧との差圧を利用して、汚泥水や産業廃水等を吸引するための車両である「汚泥吸引車」、ホース先端に装着したノズルから高圧水を噴射させ、下水管内を洗浄する車両である「高圧洗浄車」など、私たちの環境を衛生的に保つための環境保全車両は生活に欠かせないものです。

また、農場などで重宝される給水車、散水車、工場や市街地で働く廃油ローリー、貯水槽清掃車、冷凍車、冷蔵車なども身近な特装車と言えるでしょう。

特装車については、下記ページでもご説明しておりますのでご参照ください。

▼特装車・車体架装とは?架装する意味と種類を解説① | 特殊車両ならトノックス
http://tonox.jp/20190709/blog16/
▼特装車・車体架装とは?架装する意味と種類を解説② | 特殊車両ならトノックスhttp://tonox.jp/20190716/blog18/


5.まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、特装車・架装車の違いや、身近に活躍する特装車・架装車の種類、その働きについてご紹介しました。

トノックスは、小型から大型まであらゆる特装車を開発・製造しております。その他、計測解析業務・レストアなど、個人のお客様のご相談から、国の行政機関・公共団体のご相談まで幅広く対応、多数の受注実績があり、企画・設計から、製造・整備まですべて自社にてまかなえる一貫体制が整っています。

当社では昭和23年の創業より働く車、特殊車両の専門メーカーとして創業70周年を超え、多数のノウハウ・実績がございます。詳しい内容をご希望の方は、お気軽にトノックスまでお問い合わせください。
ご相談お待ちしております。