キッチンカー(移動販売車・ケータリング・フードトラック)の入手方法とカスタム② | 特殊車両ならトノックス
1.キッチンカーを製作するにあたって注意点
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キッチンカーの製作において最も重要なポイントはやはり、保健所の審査における対策です。審査に通る確率は半々と思っておいた方が良いでしょう。一度目の審査で落ちても、保健所の方に指摘された部分を修正して翌日持っていけば二度目の審査では大体通りますので、そこまで気にすることもありませんが、製造前の段階である程度の予備知識は必須です。
2.キッチンカー製造のポイント
移動販売車を製作する前にまず確認するべきなのは、営業をするエリアの管轄をしている保健所です。
取り扱う商品により保健所からの指示が各管轄の市町村によっても異なります。例えば、水タンクの量・間仕切り・換気扇・シンクの大きさや個数などが決められているのです。
具体的には、走行中も冷蔵庫を使用する場合はインバーターが必要、または夜間営業もするので照明が必要など。営業する場所・設備・時間帯等により電源関係の施工内容が変わるため、把握したうえで製造業者に依頼しましょう。
また、仕様によってバッテリーの数や外部電源、コンセントの数等も変動します。同時にシンク・冷蔵庫・カウンターの位置・調理台の高さ・ドアの加工など、希望している車内のレイアウトや内装のこだわりなども妥協したくないところ。しっかり打合せして綿密にプランを立てていきましょう。
3.キッチンカーのカスタムで広がる遊び心
保健所の審査をおさえたうえでのプランニングについてご紹介しましたが、許可を取るための対策はさておき、カスタムしてお洒落に仕上げたいのは大前提ですよね。
キッチンカーのカスタムにはどのような楽しさがあるか見てみましょう。
ベースとなる車両によって仕上がりのイメージがかなり変わります。
キッチンカーカスタムの方向性を左右する最も重要なポイントのひとつです。
ビジュアル重視の方には、海外では通称ワーゲンバスと呼ばれる商用バスVOLKSWAGEN TYPE 2、通称フレンチバスと呼ばれる貨物自動車、シトロエンHバンCITROEN H VANなどが、愛好家の間で大変人気です。
また、国産車の小型キッチンカーではスバル・サンバー、スズキ・キャリーなどがよく使われています。機能性や小回りがきくなどの使い勝手の良さで安定の人気を誇っています。
車種で大きく分けると、軽バン・軽トラック・ワンボックスバン・ライトエース・タウンエース・クイックデリバリーショート・クイックデリバリーロングなど用途に合わせて様々な大きさ・タイプがあります。
何より、キッチンカーカスタムの醍醐味はカラーリングでしょう。
前途のワーゲンバスはツートンカラーが特徴となっており、人気の理由のひとつですが、他の車種でもツートンにすることでレトロな雰囲気を演出し、おしゃれ感が増します。
また、目立つカラーリングにすると、お客様の目に留まりやすくなり、何より存在を覚えてもらいやすいなどの利点もあります!
内装はお客様からあまり見えないとはいえ、車のボディーカラーに合わせて内装もオシャレに、化粧板や床のカラーや柄までこだわって決めたくなる人も多いようです。
外装で重要なポイントは、ひと目で何の詳細を扱っているかがわかることです。
また、個性的な外装はお客様にインパクトを与えてくれます。逆に個性的過ぎると客層を選ぶ場合もありますので、商材によってターゲット層を想定して決めることが重要です。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか?
様々なイベントが行われるこれからの季節、キッチンカーが活躍する機会も増えそうですね。キッチンカー用品をレンタルしている業者もあるようなので、営業する場所に応じて足りない機材をレンタルして営業範囲を広げてみても良いでしょう。
トノックスはキッチンカー・特装車・架装車・レストア専門の製造会社です。個人のお客様の一台のご注文から、国の行政機関・公共団体の大口のご発注まで多数の受注実績がございます。企画・設計から、製造・整備まですべて自社にてまかなえる一貫体制が整っています。
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