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今年も参加!トノックスの先端技術見本市「CES 2025」レポ!!① | 特殊車両ならトノックス

今年もトノックスは、アメリカ・ラスベガスで行われた先端技術見本市「CES 2025」に参加し、世界最大級の見本市で、AIや自動運転技術等、これからの時代の流れを作っていく最先端の商品や展示に触れることができました。
弊社は2025年も、様々なテクノロジーを取り入れながら発展していきます。

この記事では、トノックスが見てきた先端技術見本市「CES 2025」について、2回にわたってご紹介したいと思います。

アメリカ合衆国ラスベガスで開催された先端技術見本市「CES 2025」アメリカ合衆国ラスベガスで開催された先端技術見本市「CES 2025


先端技術見本市「CES 2025」とは

CES(Consumer Electronics Show)は、世界最大級のテクノロジー見本市であり、毎年1月にアメリカ・ラスベガスで開催されます。2025年のCESは1月7日から10日にかけて行われ、最新の技術革新や製品が一堂に会する場となりました。

CESは、コンシューマー・テクノロジー協会(CTA)が主催するイベントで、世界中の技術革新者や企業が集まり、新製品やサービスを発表する場として知られています。このイベントは、業界の専門家、メディア、投資家など、多様な参加者が集まり、最新の技術動向を探る場となっています。

「CES 2025」では、人工知能(AI)やロボティクス、自動車技術など、多岐にわたる最新のテクノロジーが披露されました。特に、AIの進化とその応用が大きな注目を集め、各企業が競って革新的な製品やサービスを発表しました。


CES 2025の主なテーマとトピックス

2025年のCESでは、以下のテーマやトピックスが注目を集めました。
人工知能(AI)とロボティクス
AI技術の進化により、家庭内のスマートデバイスの統合や、感情的なインタラクションが可能なロボットなど、多彩な製品が紹介されました。

自動車技術の革新

電気自動車(EV)や自動運転技術の進展が目立ち、各社が最新の車両やシステムを披露しました。

デジタルヘルス

ウェアラブルデバイスや遠隔医療ソリューションなど、健康管理を支援するデジタル技術が多く展示されました。

持続可能性

環境に配慮した製品やエネルギー効率の高い技術が紹介され、サステナビリティへの関心が高まりました。

最も注目を集めた技術

世界最大級のテクノロジーイベント「CES(Consumer Electronics Show)」。
今年の「CES 2025」では、以下の技術が特に注目を集めました。

1.生成AIと次世代GPUの進化

NVIDIAは、最新のGeForce RTX 50シリーズGPUを発表しました。
NVIDIA Corporation(エヌビディアコーポレーション)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタクララにある半導体メーカーで、日本法人は東京都港区赤坂にあります。

GPU(グラフィックプロセッシングユニット)とは、画像処理装置を意味するパーツです。パソコンに搭載されているグラフィックボード(グラボ)に搭載されており、画像や映像を処理する役割を担っています。

GeForce RTX 50シリーズGPUは高度なAI処理能力を備え、リアルタイムの映像生成や学習機能を大幅に向上させました。

2.スマートホームの高度化

GoogleやSamsungなどの大手企業は、AIを活用したスマートホームエコシステムを発表しました。特に、Samsungの「Vision AI」は、テレビ画面上の俳優や製品を特定する能力や、リアルタイム翻訳機能を提供し、家庭内の利便性を飛躍的に向上させています。

従来のTVの役割を拡大し、ユーザーのニーズや好み、意図まで予め把握し、自らスマートにパーソナライズされた経験を提供するという内容を盛り込んでいました。

単純なエンターテインメントを越え、ユーザーにオーダーメード型スクリーン経験をプレゼントすることを実現したのです。

3.AI駆動のロボティクス

「CES 2025」では、AIを活用したロボティクス技術が多く展示されました。感情的なインタラクションが可能なロボットや、高齢者ケアを目的としたロボットなど、人々の生活を支援する多様なロボットが注目を集めました。

特に、Jizaiのカスタマイズできる「汎用型」AIロボット「Mi-Mo」は、複数のAIモデルの連携によって「自ら考え、動き、適応する」ことで、さまざまな場面に対応します。

株式会社Jizaiは、メルカリで生成AI担当役員を務めた石川佑樹が設立した日本の企業で、急速な少子高齢化や労働力人口の減少などの課題に対して、AIソリューション/AI SaaS事業・AIロボット事業など生成AI・ロボット領域の社会実装を行っています。

「Mi-Mo」は、たくさんのAIプログラムを組み合わせて動く特別な家具ロボットで、周りの状況に合わせて考えて動くことができ、開発者向けのキットを使えば、手や体のパーツ、動き方を自由にカスタマイズすることもできます。これによって、新しいロボットを作りたい人にもピッタリな製品です。

これらの技術革新は、私たちの生活や産業に大きな影響を与えると期待されています。


まとめ

「CES 2025」は、最新の技術動向を知る上で重要なイベントであり、トノックスのような企業にとっても多くの刺激やインスピレーションを与える場となりました。
今後も、これらの技術動向を注視し、製品開発に活かしていくことが重要です。

この記事は『今年も参加!トノックスの先端技術見本市「CES 2025」レポ!!②』に続きます。