株式会社トノックス 事業紹介動画をご覧ください | 特殊車両ならトノックス
創業74年(2024年時点)。1950年設立以来、神奈川県平塚市で働く車(特装車)を製造し続けているトノックス。
弊社は、乗用車・トラックなどを架装し特装車にしている会社です。地域だけではなく、日本全国へそして世界にも我々が製造した製品が活躍しています。業界としてはニッチな業界です。だけども、我々はなくてはならない存在であるとも考えています。
今回は、当社が行っている事業と特色についてご説明したYouTube動画と、その内容を少し詳しくご紹介します。
https://youtu.be/MzOi8hveYIU?si=s_1dgdp1nXAhjp7b
インスタグラム(@tonoxofficial)instagram.com/?hl=ja
株式会社トノックスの紹介
トノックスは1950年設立以来、自動車産業に携わってまいりました。
モータリゼーションの波に乗り、創業当初は乗用車の生産に携わり、時代が流れ、特殊車両の生産に携わるようになりました。特殊車両は多様な仕様の製品が多く、技術力、開発力、生産力が必要です。
機械化だけでは解決できない部分への対応、一人一人の力を生かし、今後も社会に貢献していきます。
日本におけるモータリゼーションの波
日本では、1950年代以降、経済成長とともに急速にモータリゼーションが進みました。自動車の普及率が急激に増加し、地方の農村部でも普及しました。これにより、国をあげて交通インフラや道路整備が行われ、都市生活やライフスタイルにも大きな変化をもたらしました。
モータリゼーションは、近代化や工業化の一環として多くの国で起きた社会現象であり、今でもその影響は自動車中心の都市構造や交通システムに見られます。
トノックスの特色
①加工・溶接
トノックスでは職人の技術に加え、機械を使うことで様々な加工を独自で行っています。
レーザー加工
レーザーを用いて金属やプラスチックなどの材料を切断、溶接、穴開け、マーキングなどを行う加工技術です。特に、自動車の架装(車両の改造やカスタマイズ)において、レーザー加工は非常に重要な役割を果たします。
ウォータージェット加工
高圧の水流(場合によっては研磨剤を混ぜた水)を使って、金属やプラスチックなどの材料を切断・加工する技術です。自動車の架装やカスタマイズにおいて、ウォータージェット加工は精密な作業を可能にし、様々な材料に対して効率的に加工を行うことができるため、幅広く利用されています。
ベンダー加工
金属やその他の材料を曲げる加工技術のことで、特に自動車の架装(車両のカスタマイズや改造)において、車体のフレームや部品を特定の形状に成形するために重要な役割を果たします。ベンダー加工は、曲げ加工や折り曲げ加工とも呼ばれ、主に金属板やパイプなどを曲げて必要な形状を作り出します。
溶接(鉄製品・アルミ製品)
「鉄溶接」および「アルミ溶接」とは、自動車のフレームやパーツを溶接技術で接合する作業を指します。溶接は自動車の構造や改造において重要な役割を果たし、特にフレームの強化、補修、カスタマイズに欠かせない技術です。鉄とアルミでは性質が異なるため、溶接方法やプロセスもそれぞれに適した技術が必要です。
②塗装
電着塗装
電着塗装は、クラシックカーや新車の塗装前処理です。車体ボディパーツを液体に浸し電圧をかけることで錆を防止します。トノックスの設備は100mにもわたる大型ラインで月あたり、およそ500台の量産能力があります。
スプレー塗装
バンパーや車両の塗装は職人の手でひとつひとつ行っています。
③架装
装備を加えるという意味の架装。トノックスでは、散布車・軌陸車などの特殊車両の架装を行っています。トノックスは、架装した特殊車両の開発、設計、製造すべてを社内で行うことができます。また、フルオーダーで対応できるため、これまで世の中になかった車両をご要望に応じて実現することができます。
④計装システム
路面性状計測車
トノックスは計装システムも強みであり、路面性状計測車においては時速80キロで走行し、1mm以上のひび割れを検出することができます。
トンネル計測車
トンネル計測車は、交通規制や高所作業をする必要がなく、スピーディーにトンネルのひび割れや漏水などを調べることができます。
FWD計測車
FWD計測車は舗装に衝撃荷重を加えることで、その場所にどれくらいたわみがあるか調べることができます。操作は運転席から遠隔で行うことができます。
ハンディプロファイラ
さらに、手押し式の舗装路面の凹凸形状測定器ハンディプロファイラも開発するなど、多種多様な製品があります。
⑤テスト作業
大型車両・寸法計測
トノックスには、大型車両用の三次元計測機器があるため、車両の長さ・幅・高さ・重さを高精度かつ効率的に計測することができます。
スピードメーターテスト/シャワーテスト
車両のスピードメーターが正常に作動するか、水漏れしないかも、トノックスの工場で確認します。
⑥レストア
最後にレストア事業のご紹介です。
昭和23年から培ってきた自動車製造技術を活かして日産車を日産車をはじめとする国産車から、メルセデス・ベンツ、ジャガーなどの外国車まで、あらゆる車種をよみがえらせます。
トノックスの指針
いままさに、自動車業界は転換期です。
電気自動車、水素自動車、自動運転、カーボンニュートラルなど、脱炭素社会に向けて環境に配慮した役割が求められています。
これまでの実績に満足することなく、新たなことにもチャレンジして参ります。