株式会社トノックス|神奈川県の特装車工場

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カスタムメイドで製造される消防車両 | 特殊車両ならトノックス

1.消防車の製造


小型のトラックに消火設備の架装と塗装を加えた「小型消防車」小型のトラックに消火設備の架装と塗装を加えた「小型消防車」


トノックスの主な事業のひとつに、特装車製造(パトカー・消防車)があります。防錆塗装のできるED設備を完備していますので、自動車メーカーが出荷する際の塗装と同等の塗装を実現可能です。

特殊車両の中でも、パトカーや消防車など官公庁や自治体の発注を受けて製造する特殊車両が多く、大口発注に対応できる設備と体制が整っています。

消防車、または消防自動車(しょうぼうじどうしゃ)とは、消防に用いる車、自動車のことです。つまり火災や他の災害に対応するため、火災鎮圧や延焼防止のための装備を備えた特殊車両です。

梯子車やポンプ車など大型の消防自動車、化学消防車など種類は多岐にわたりますが、トノックスでは主に指揮車(キャラバンまたはエルグランドジャンボタクシーがベース)、広報車、ミニ消防車、支援車などの小型消防車を製造しています。

ベースとなる車両の「キャラバン(CARAVAN)」は、日産自動車が販売している商用車ならびに乗用車で、 4代目までは日産車体で生産され、5代目からは同社子会社の日産車体九州で製造されています。

エルグランド「ジャンボタクシー」は、同じく日産自動車が販売している大型タクシーです。専用ワイドボディー、専用ハイルーフが生み出す広大な室内空間により、旧型キャラバン/ホーミー10人乗りコーチ「タクシー・レンタカー」に対し、従来のベンチシートをアームレスト付セパレートシートに変更し足元及び頭上スペースなどが拡大されています。


2.塗装技術

トノックスでは、防錆塗装(大型設備によるカチオン塗装)、樹脂塗装など試作から量産まで対応が可能です。

そのほか、ダイヤモンド塗装、スーパーフッ素塗装、板金塗装なども行っており、消防車の特徴である鮮やかな赤い車体も、経年劣化しにくい美しいカラーリングが可能です。

カチオン塗装とは別名カチオン電着塗装ともいい、電気を使って塗膜を形成する電着塗装のことです。スプレー塗装などよりも非常に効率的で、使用塗料の95%以上を塗膜化できるため、地球にやさしい塗装技術とも言えます。

塗料粒子が+の電荷を持っており、電気を流すことで効率的に自動車ボディの隅々まで塗膜を析出させます。

低濃度で水溶性の陽極となる電着塗料中に、被塗物(減圧することによって固体または液体を積極的に蒸発させる機能をもつ装置=エバポレータ等)を浸漬させ陰極とし、直流電流をかける電着塗装の一種です。

電極付近では塗料が化学反応を起こし不溶性の樹脂(ポリマー)となり、複雑な形状でも、部品の不溶接部の隙間までピンホールなく均一で密着性の良い厚い塗膜を形成することが可能です。

オーダーメイドのさまざまなご要望に対応できる職人の知識や技術に加え、美しい仕上がりと防錆効果も同時に実現する電着塗装設備など、大口の発注にも対応できる体制が整っています。


3.まとめ

いかがでしたでしょうか?
トノックスの消防車製造についてご紹介いたしました。

トノックスは、小型から大型まであらゆる特装車を開発・製造しております。その他、計測解析業務・レストアなど、個人のお客様のご相談から、国の行政機関・公共団体のご相談まで幅広く対応、多数の受注実績があり、企画・設計から、製造・整備まですべて自社にてまかなえる一貫体制が整っています。

当社では昭和23年の創業より働く車、特殊車両の専門メーカーとして創業70周年を超え、多数のノウハウ・実績がございます。詳しい内容をご希望の方は、お気軽にトノックスまでお問い合わせください。
ご相談お待ちしております。