株式会社トノックス|神奈川県の特装車工場

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トノックスの輸入車納車前整備 | 特殊車両ならトノックス


1.輸入車納車前整備とは

トノックスのレストア設備(トノックス工場にて)トノックスのレストア設備(トノックス工場にて)


工場で生産された車両を新車としてお客様へ納めさせて頂く前に行う車両の整備、改良などのメンテナンス業務を輸入車納車前整備(PDI=Pre Delivery Inspection)と言います。
弊社では、世界で最も厳しいと言われている日本の自動車ユーザーのクオリティ水準に応えるべく、専門のスタッフが長年携わって得た専門的知識やノウハウに基づき品質検査を実施し、品質の向上に貢献しております。

納車前点検整備は、それぞれの車種にあわせた認証整備工場・各正規ディーラー工場にて行われます。点検内容は、エンジンオイルの交換やコンピューター診断、外観検査など12ヶ月点検整備をベースに行われ、異常が発見された際には、直ちに不良箇所の部品が交換、修理され、万全の状態で納車されます。


2.トノックスの輸入車納車前整備事業

2016年春まで平塚市にある本社工場では、本国内で登録されている正規輸入車のフォード・マスタング、リンカーン・ナビゲーター、リンカーン・MKXを日本の法規および品質に合うように改良する整備業務(PDI=Pre Delivery Inspection)を行ってきました。
また、以前にはプジョー・ジャポン、ローバージャパンの工場で生産された車両を新車として納車する前の整備も担当しておりました。

現在は長年のこれらPDI作業実績およびノウハウを活かし、愛知県豊橋市にて、フォード、ジャガー、ランドローバー、ボルボの正規輸入車全モデルに対しての整備業務を担当しております。
PDIに優れた技術や設備が整っており、あらゆる車種に対して対応可能です。


3.輸入車納車前整備事業はなぜ必要なの?

海外から輸入される車は通関した後、直ちにディーラーに並べられるわけではありません。輸入業者によって入念に品質チェックされたクルマだけが、お客様の手元に届けられるのです。
乗用自動車の輸入形態は、大きく

①海外自動車メーカーから直接輸入するもの(メーカー契約輸入)
②海外のディーラー等を経て輸入するもの(並行輸入)

の二つに分けることができます。メーカー契約輸入は新車のみに限定されますが、並行輸入には中古車も含まれます。
輸入自動車のうち、自動車製造業者または輸入代行業者が国土交通大臣に対して自動車の型式ごとに安全性、環境性などを届け出て申請し、これを認められた場合は、「型式指定自動車」「新型届出自動車」「輸入車特別取扱自動車」(いわゆる「ディーラー車」)として取り扱うことができます。

PDIには、大きく分けて2つの意味があります。
①国内の車両受け入れ窓口として車両の状態を点検し、新車としての品質を維持する。
②日本の保安基準に適合するように部品の取り付けや検査・改善を行う。

こうした一連の作業により、高品質で安全性の高い輸入車が納品されるのです。PDIは、車両の洗浄から始まり各種検査、改善、清掃、出荷準備と、時間をかけて丁寧に行われる重要な業務です。


4.まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は輸入車納車前整備(PDI=PRE DELIVERY INSPECTION)についてご紹介いたしました。

トノックスは、小型から大型まであらゆる特装車を開発・製造しております。その他、計測解析業務・レストアなど、個人のお客様のご相談から、国の行政機関・公共団体のご相談まで幅広く対応、多数の受注実績がございます。企画・設計から、製造・整備まですべて自社にてまかなえる一貫体制が整っています。

当社では昭和23年の創業より働く車、特殊車両の専門メーカーとして創業70周年を超え、多数のノウハウ・実績がございます。詳しい内容をご希望の方は、お気軽にトノックスまでお問い合わせください。

ご相談お待ちしております。