株式会社トノックス|神奈川県の特装車工場

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散水車・散布車の用途とは?製品情報と構造解説 | 特殊車両ならトノックス

1.散水車・散布車とは?

散水車・散布車とは、さまざまな薬剤や肥料を散布するための業務用車両です。
用途により大きさや形が異なり、タンクローリーのように大きなタンクを積むのは散 水車で、水などを路面やその周辺に撒く働くクルマです。
散布車には、道路の凍結防 止・除雪を行う凍結防止剤散布車、農地における堆肥散布、またゴルフ場用農薬・除 草を目的とした農業用散布車などがあり、私たちの生活に不可欠な役割を担っています。

散布車は、人力による散布と比べ広範囲に短時間で均等に散布することができるた め、高速道路や公共施設、畑やゴルフ場などで作業効率化を図ることができます。
技術の発展とともに、散布車の性能も上がり、利用車両数は年々増加しております。

散水車(トノックス工場にて製造)散水車(トノックス工場にて製造)


2.散水車・散布車の様々な種類

散水車

主に道路上に水をまくために用いられるが、道路以外のものに対しても散水を行う場合がある。

【散水車の主な使用例(散水の目的)】

  • 道路の清掃
  • 道路に植えられている街路樹などの保守
  • トンネル壁面の清掃
  • 砂塵が発生しやすい場所(工事現場や競馬場など)での砂塵の抑制
  • 凍結防止剤の散布
  • 製鉄所などでの設備の冷却
  • 舗装工事の際のアスファルト冷却

上記のように水を撒く目的はいくつかあります。
ひとつは路面の清掃。
ゴミや土砂などを取り除くことはもちろんのこと、事故などで路面が汚れてしまったときにも出動し、清掃を行なっています。
また、高速道路や国道の脇に植樹されている樹木などに水を与えるのも、散水車の仕事です。

国土交通省の散水車(Wikipediaより)国土交通省の散水車(Wikipediaより)



散布するのは水だけではありません。冬場に凍結防止剤を路面に撒く作業も行ないます。
ネクスコ東日本は、東北から北海道までが管轄なので欠かすことのできない業務です。凍結を予防するため凍結防止剤を道路に散布します。
( → 凍結防止剤散布車の項目を参照)

粉末散布車(陸上自衛隊用)

粉末散布車(ふんまつさんぷしゃ)は、陸上自衛隊の装備です。陸上自衛隊での消火
活動に使用され、化学火災や一般火災に対応可能な化学消防車の一種です。化学火災では液体散布車と共に用いられることが良くあります。
火災に際し、窒素ガスを使用し粉末化学消火剤を散布して消火します。一般火災はもちろん化学火災でその威力が発揮されます。散布する消火剤のコスト(値段)が高いことが課題です。

大宮駐屯地の中央特殊武器防護隊にのみ配備される粉末散布車(Wikipediaより)大宮駐屯地の中央特殊武器防護隊にのみ配備される粉末散布車(Wikipediaより)


凍結防止剤散布車(融雪剤散布車)

雪が降っていない日でも路面が凍結して滑る時などに融雪剤やすべり止め剤を散布します。
大きく分けて、湿式、乾式、溶液の 3 タイプがあります。乾式凍結防止剤散布車とは、凍結防止剤(塩化ナトリウム、塩化カルシウム)を乾燥した状態で散布する方式の散布車です。
湿式凍結防止剤散布車とは、事前散布での乾燥路面への定着性をよくするため、凍結防止剤に塩化カルシウム溶液等を添加して散布する方式の散布車です。
凍結防止剤散布車は、事前散布、事後散布(凍結路面、圧雪路面、積雪路面等、水分が路面にある場合)いずれにも使用することができます。
乾式の凍結防止剤散布車には、普通免許で運転できる型式もあるようです。

ドイツの融雪剤散布車(Wikipediaより)ドイツの融雪剤散布車(Wikipediaより)


堆肥散布車

農業における土づくりの基本に堆肥、堆厩肥散布があります。
実際の農業現場では、堆肥と堆厩肥を区別することは少ないようですが、堆肥の中で家畜(牛、豚、鶏)の糞尿と敷料(稲藁、おがくず等)を混合腐熟させたものを、堆厩肥と呼んでいます。
積み込んだ堆肥を荷台床面のコンベヤで少しずつ後方へ送り、最後部にあるビーターと呼ばれる回転散布装置で堆肥を散布します。
大量の堆肥を一度に畑まで運び、均一に効率良く散布することができます。

除草剤散布車

おもにゴルフ場の樹木害虫対策や、松食い虫対策、法面における抑制剤の散布等に活躍するゴルフ場用農薬・除草散布機を始め、線路の雑草を除草する目的で用いられる軌陸車で線路側から盛土・切土へ均一に除草剤等を散布するタイプのものなどがあります。

3.散水車の主な構造

散水車とは大まかに、水を貯めるタンクと、水を撒くためのポンプがある車両のことですが、その構造によって大きく2種に分けられます。
散水車自体のエンジンを使ってポンプを駆動させる「PTO式」、そしてポンプを駆動させる専用エンジンのある「外部エンジン式(エンジンポンプ付散水車)」です。
外部エンジン式は、車速に関係なく一定量の散水ができるというメリットがあります。
水の撒き方は、ホースを使って目的の場所に放水するものと、車両下部から水を撒くタイプがあります。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか?
車や人が空を飛ばない限り、散水車・散布車の需要は引き続き増えていくものと考えます。また、昨今の異常気象により、豪雪地帯での活躍は大変重要な役割となっています。
操作がしやすく見た目にもコンパクトで美しい車両であることは、作業に当たる方にとっては非常に重視するポイントでしょう。
トノックスでは昭和23年の創業より特殊車両を60年以上専門に製造しており、多数のノウハウ・実績がございます。詳しい内容は特殊車両製造専門のトノックスにお問い合わせください。

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