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米中の『自動運転』技術開発における競争① | 特殊車両ならトノックス

1.自動車テクノロジー分野での動向


Google セルフドライビングカー (Wikipediaより Grendelkhan - 投稿者自身による著作物 CC 表示-継承 4.0)
Google セルフドライビングカー
Wikipediaより Grendelkhan – 投稿者自身による著作物 CC 表示-継承 4.0)


さまざまな分野での米中対立は、今や毎日のように取り上げられ日に日に激化しています。

このところは、アメリカ側のハイテク分野での対中強硬姿勢が目立っていますが、これは中国の技術開発の迅速さに対する、アメリカ側の警戒心が大きいと言うことでもあります。

今回は、中国の台頭が目立ってきている自動車テクノロジー分野の中でも、特に『自動運転』の技術について、触れたいと思います。


2.自動運転車の公共利用で規制案

中国交通運輸省は2022年8月8日、「『自動運転車』を公共交通機関として利用する際の規制案」を公表しました。

安全を最優先にすべきという前提で、交通量が少なくコントロールが容易な環境下で『自動運転車』をタクシーとして利用することを推奨するとし、今後、一般からの意見を募集する予定とのことです。

米中は自動運転車の商業化に向けて競争を繰り広げており、北京、上海、深圳(しんせん)では既に、一部の地域でロボタクシーの運行が認められています。

中国の検索エンジン大手の、百度(バイドゥ)は同月8日、南西部の重慶市と中部の武漢市の2都市から、「公道で完全無人運転のロボタクシーサービスを提供する許可」を8日付で取得したと発表しました。


3.米中のEV開発における連携

2021年12月28日、米アルファベット傘下で自動運転開発を手掛けるウェイモは、中国自動車大手の浙江吉利控股集団(ジーリーホールディンググループ)の高級電気自動車(EV)ブランド「Zeeker」と連携し、米国での無人配車サービス展開に向けた新EVを開発すると発表しました。

車両の設計と開発をスウェーデンにある「Zeeker」の施設で行い、ウェイモの自動運転技術と連結する予定となっています。

ウェイモは、5人ほど乗車できるミニバンをベースに、数年以内に米国内を走行できるように計画していると説明しました。

ウェイモは、米国内で唯一無人タクシーサービスを提供しており、2020年にはアリゾナ州フェニックスでサービスを開始し、これまでに数千人が利用しているといいます。

中国内での競争が激化する中、ウェイモは「Zeeker」との提携で無人配車サービスを拡大させ、吉利(ジーリー)の米国市場進出を後押しする狙いです。


4.まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、「米中の『自動運転』技術開発における競争①」、2000年代の自動運転技術の歴史と、現在公道で運転が許可されている市販の自動運転車についてご紹介いたしました。

トノックスは、小型から大型まであらゆる特装車を開発・製造しております。その他、計測解析業務・レストアなど、個人のお客様のご相談から、国の行政機関・公共団体のご相談まで幅広く対応、多数の受注実績があり、企画・設計から、製造・整備まですべて自社にてまかなえる一貫体制が整っています。

当社では昭和23年の創業より働く車、特殊車両の専門メーカーとして創業70周年を超え、多数のノウハウ・実績がございます。詳しい内容をご希望の方は、お気軽にトノックスまでお問い合わせください。
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