株式会社トノックス|神奈川県の特装車工場

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ウニモグの活躍 | 特殊車両ならトノックス

※ウニモグはグループ会社ワイ・エンジニアリング(株)が日本国内代理店となっております

1.オリンピックに向けて採用されたウニモグ

エコニック1835LワイエンジニアリングHPよりエコニック1835L ワイエンジニアリングHPより


ローゼンバウアー社(日本総代理店:帝国繊維株式会社)の先端屈折車いす対応型消防はしご装置が国内初、東京消防庁へ納車されました。そのベース車両として提供されたのが、ドイツ国ダイムラートラック社製の多目的作業車「メルセデス・ベンツ ウニモグ」を輸入販売しているワイ・エンジニアリング株式会社の『エコニック1835L』です。
ワイ・エンジニアリング株式会社は、除雪・草刈・清掃・通信・土木・建設・鉄道などの作業用アタッチメントの装着が可能なドイツ国ダイムラートラック社製の多目的作業車「メルセデス・ベンツ ウニモグ」を日本で唯一販売している代理店で、 ウニモグの正規販売に加え、目的・用途に応じたカスタマイズ及び製造を行っています。

東京消防庁に採用された『エコニック1835L』は、30メートル級のはしご装置を搭載した2軸車でありながらも最大全高は3140ミリで、国内の同等クラスのはしご車の中でも画期的に車高が低いのが特長です。また、右ハンドルのシングルキャブ(2ドア車両の標準仕様をシングルキャブといい、通常の乗車定員は2~3人)に4名乗車可能なのも大きな利点です。
東京オリンピックの選手村に最も近い消防署へ配備されますが、選手村へ到達するまでの経路に高さ3200ミリのアンダーパス(地下道)があることから、そこを通過できる車高の低いはしご車が求められていました。
このはしご車は、東京都民とオリンピック関係者の安全・安心を守ることを期待され、採用されています。


2.即応対処部隊へ初配備となったウニモグ

さらに、東京消防庁では、大規模で広域的な自然災害に対処する専門部隊として、消防機関としては初めての導入となる装備を配備しました。

これまでの消防部隊では進入困難な地域への迅速な進入および救助を実現するため、ドローンやバギー型の全地形活動車、エアボートなどを数種類の新型装備を導入、基幹車両ともいえる「高機動救助車」のベースに、踏破性が高く、災害救助の現場での活躍実績もあるウニモグを採用したのです。

採用された型式は『メルセデス・ベンツ U 5023』で、活動型、搬送型とそれぞれ目的に応じて、可搬ポンプや2.9tクローラークレーンなど、最適な装備を有しています。

広域浸水地や土砂災害現場に早期に部隊を展開するため、水深1.2mまでの浸水地や43度までの傾斜を走行できる高踏破性能を有した車両は、近年頻発する広域自然災害への災害対応力強化を目的とした「即応対処部隊」への、多大なる貢献を期待されています。


3.まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、東京消防庁で採用されたウニモグについてご紹介しました

トノックスは、小型から大型まであらゆる特装車を開発・製造しております。その他、計測解析業務・レストアなど、個人のお客様のご相談から、国の行政機関・公共団体のご相談まで幅広く対応、多数の受注実績があり、企画・設計から、製造・整備まですべて自社にてまかなえる一貫体制が整っています。

当社では昭和23年の創業より働く車、特殊車両の専門メーカーとして創業70周年を超え、多数のノウハウ・実績がございます。詳しい内容をご希望の方は、お気軽にトノックスまでお問い合わせください。
ご相談お待ちしております。