株式会社トノックス|神奈川県の特装車工場

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特装車の役割 | 特殊車両ならトノックス


1.特装車の構造

特殊車のひとつ、トンネル清掃車(トノックス工場にて)特殊車のひとつ、トンネル清掃車(トノックス工場にて)


特装車は、貨物自動車やトラックのシャシの上に、一般的な屋根無しの荷台(平ボディ)ではなく、多種多用途な装備を架装したものやマイクロバスを改造した自動車を載せた車両などを指します。
シャシ (chassis) はフランス語で「フレーム(枠)」を意味し、自動車の骨格となる構造部分を指します。

自動車製造の歴史において初期より、シャシという用語は英語でも使われるようになり、フレームにエンジン、トランスミッション、ドライブシャフト、ディファレンシャル、ステアリングギア、サスペンションなど、一連の走行装置を組み込んだ『車の基本構成部分』となる「ローリングシャーシ」を指すようになりました。
この意味でのシャシは日本では車台(しゃだい)と呼ばれます。これに対して車台に搭載された本体部分のことを英語でボデー、日本語では車体と呼びます。

セパレートフレームやマルチチューブラーフレーム方式では、ボデーは走行に関しては全く影響のない部分で、単にシャシ上に乗っている覆いの役割をします。トラックなどの商用車を製造するメーカーは、シャシのみ、ダッシュボードから前(ボンネット)とシャシのみ(カウルシャーシ)、運転席とシャシのみ(キャブシャーシ)といった車両の状態で出荷することがほとんどです。

これにより、キャンピングカー、消防自動車、救急車など別途特別仕様のボデーが架装できるのです。その他、アルミバン、冷凍冷蔵車、キャリアカー、タンクローリー、コンクリートミキサー、クレーン車なども同じように、車台にボデーを設置し特装車として製造されたものです。

これらの特殊車両は、自動車メーカーにおいて製造された車台、「運転台(キャビン)と車枠(シャシー)」(=通称キャブシャシー)の状態で弊社のような特装・架装専門メーカーに納入され、目的や用途に応じた装備の設計・製作・取り付け加工をし、改造車検を通したうえで各発注元に納品されます。

完成車に対し、架装メーカーや自動車メーカーによって、専用エアロパーツ(空気力学的に考案された自動車部品)やエンジン、サスペンション等への取り換え、ボディの改造が施されて販売される場合にも特装車として扱われることがあります。


2.特装車の種類

特装車は自動車メーカーが生産した自動車(完成車)に対し、特定の用途や目的の為に部品や装置を取り付けたり、ボディやシャシに対して改造を加えたりしたものを指します。
では、特装車にはどのような種類があるのでしょうか?「商用車」「乗用車」「その他」の3つのケースについてご説明いたします。

A.商用車
商用車においては、貨物自動車やトラックのシャーシの上に、一般的な屋根無し荷台(平ボデー)ではなく、多種多用途な装備を架装した自動車、またはマイクロバスを改造した自動車などのことを指します。

具体的にはアルミバン・冷凍冷蔵車・キャリアカー・タンクローリー・コンクリートミキサー・クレーン車などが挙げられます。 これらの車両は、自動車メーカーにおいて製造された「運転台(キャビン)」と「車枠(シャシー)」のみ、いわゆる「キャブシャシー」の状態で架装メーカーに納入され、用途に応じた装備の設計・製作・取り付け加工を施し、改造車検を終えて納車されます。

特装車は一般的に新車のキャブシャシーに架装されますが、事故等で廃車となった車両から取り外された荷台部分を別の中古車のシャシー上に再架装するなど再利用する場合もあり、この場合も改造車検が必要です。

B.乗用車
完成車に対し自動車メーカーや架装メーカーによって、専用エアロパーツやエンジン、サスペンション等への換装、ボディの改造が施されて販売される乗用車についても、特装車として扱うことがあります。高齢者や体の不自由な人向けの福祉車両に改造される車両などがその例です。

C.その他
商用車は冷凍・冷蔵車やキャリアカー、クレーン車など、需要の殆どが特定の業態、用途に集中するため、自動車メーカーによってある程度仕様を設定しカタログモデル化されているものも多いようです。
カタログモデル化することで自動車メーカーから半完成車として販売でき、量産効果が見込めるためコスト削減や納期短縮が可能となります。販売側と購入側、両者メリットがあります。

しかし、特装車はオーダーメイドの仕様を求められる場合もあり、あらゆる仕様を自動車メーカーがカタログモデル化することは難しい面もあります。
これまで架装メーカーで改造を行っていた部分を、自動車メーカーの生産工場において標準車と同じライン上で生産するケースも増えてきているようです。

また、予め自動車メーカー側で、ダンプカー用・コンクリートミキサー車用・タンクローリー用・冷凍冷蔵車用・高所作業車用・消防車用・救急車用・キャンピングカー用などそれぞれ需要の高い特装車の架装に適したシャシを流通させて、比較的低コストでスピーディーな製造が可能になっていますが、車内が広い救急車専用ボディを使って消防指揮車やキャンピングカーに架装する場合など、メーカーの想定とは異なる架装が行われることもあります。


4.まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は特殊車両の構造と種類についてご紹介いたしました。

トノックスは、小型から大型まであらゆる特装車を開発・製造しております。その他、計測解析業務・レストアなど、個人のお客様のご相談から、国の行政機関・公共団体のご相談まで幅広く対応、多数の受注実績がございます。企画・設計から、製造・整備まですべて自社にてまかなえる一貫体制が整っています。

当社では昭和23年の創業より働く車、特殊車両の専門メーカーとして創業70周年を超え、多数のノウハウ・実績がございます。詳しい内容をご希望の方は、お気軽にトノックスまでお問い合わせください。

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