株式会社トノックス|神奈川県の特装車工場

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特装車、五輪に向けて生産を倍増 | 特殊車両ならトノックス

1.トノックスの変遷

トノックスのレストア専門工場にてトノックスのレストア専門工場にて


昭和23年、横浜市で創業したトノックスは日産自動車(株)の委託を受け、ダットサントラックやフェアレディ、キャラバンなどの製造を手がけてきました。
昭和48年には本社を平塚市に移転し日産車両の製造を続けていましたが、時代の移り変わりの中で日産車体は平塚での事業規模を縮小していきました。

その後、トノックスは方向転換し現在の主流となっている、「特装車製造」の強化に舵を切りました。特装車製造では顧客からのオーダーにあわせ、車両を一から企画、開発、製造します。
2013年には県が推進するロボット関連産業のひとつにも認定され、日産車体跡地の一部に工場を新設しました。
震災も1つの契機となりました。
未曾有の大災害はそれまでの想定範囲の遥か外の事態を多数引き起こしました。そんななか必要とされたのは、まだ世の中にない機能を備えた特殊車両です。

災害支援車ひとつをとっても、道無き道を行き、対策本部としての機能も兼ね備えるような車両が求められるなど、技術の粋を集めた車両を世に送り出し続けてきました。


トンネル内部の点検を行うトノックスの特装車トンネル内部の点検を行うトノックスの特装車


震災関連以外では笹子トンネル崩落事故以後に注目を集めた、トンネルや路面の亀裂や損傷をチェックする車両などもトノックスの技術から生まれています。
社会的意義のある車両を届け続けること、技術と経験の蓄積から提案型の事業にも発展させていくことがトノックスの展望となっています。

従業員1人1人がネジ1本締めるのにも責任を持って車を作っているなど、ものづくりに関わるプライドを重要視して、車作りに携わっています。


2.五輪へ向けて特装車の増産へ

トノックスで製造される特装車のひとつ「標識車」トノックスで製造される特装車のひとつ「標識車」


警察車両などの特装車も手掛けるトノックスは、2014年12億5000万円を投じて生産能力を倍増しました。

本社工場に隣接する日産車体の湘南工場第4地区の土地1万6500平方メートルほどもある工場跡地に工場を新設し、県内に分散していた生産拠点を集約、2020年の東京五輪開催に向けて拡大が見込まれていた特装車需要に対応できるように準備を整えました。

特装車には標識車をはじめ、常駐警備車、消防車、パトカーなど様々な社会的役割を担う車両があります。
五輪開催時には、道路整備や保安、警備はもちろんのこと、万が一の有事の際もいち早く現場に駆けつけ、人々の救助や援護に当たることが可能です。
まさに、国を挙げた一大イベントに向けて、トノックスの展望である「社会的意義のある車両を届け続けること、技術と経験の蓄積から提案型の事業にも発展させていくこと」を実現する機会となりました。


3.まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は五輪に向けて需要の高まる特装車と、トノックスの増産体制についてご紹介しました。

トノックスは、特装車・架装車・塗装・計測解析業務・レストア専門の製造会社です。
創業以来、知識・経験・技術力を積み重ね、長い歴史の中で常にお客様の未来創造のために最善の品質を追求していくことを大切にしてきました。
それは、私たちの車づくりへの姿勢でもあります。

個人のお客様の一台のご注文から、国の行政機関・公共団体の大口のご発注まで多数の受注実績がございます。企画・設計から、製造・整備まですべて自社にてまかなえる一貫体制が整っています。

当社では昭和23年の創業より働く車、特殊車両の専門メーカーとして創業70周年を超え、多数のノウハウ・実績がございます。詳しい内容をご希望の方は、お気軽にトノックスまでお問い合わせください。

ご相談お待ちしております。