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ウニモグとは?【ウニモグの歴史①】| 特殊車両なら トノックス

※ウニモグはグループ会社ワイ・エンジニアリング(株)が日本国内代理店となっております

ウニモグは「UNIMOG」、Universal Motor Gerät(多目的動力装置という意味の言葉)を略したもので、60年以上の歴史からなる経験と実績が育んだ“多目的作業用トラック”の代名詞です。

その出発点は第二次世界大戦直後の1945 年、その当時より現在に至るまで発展し続けています。
そんなウニモグの歴史についてご紹介していきましょう。

1.ウニモグの誕生


1945年 “新しいクルマ”ができる

ドイツのタイムラー・ベンツ社で航空エンジンの開発責任者をしていた、アルベルト・フリードリッヒが“新しいクルマ”の図面をかきました。

彼はこの車を「農業用の原動付き多目的作業機械」としていました。頑丈で、さまざまな作業機がつけられるこのクルマは、現在にいたるウニモグの原点となりました。

1946年 ウニモグという名前になる

そして1946年、ドイツ語で「多目的動力装置」を意味する言葉の頭文字をとって、ウニモグと名付けられます。1984年に、工作機械メーカーのボーリンガー社で本格的に製造されるようになりました。

この新しいクルマはたちまちにして農業関係者のみならず、様々な公共事業分野において多くの人々を魅了しました。作業機メーカーとの緊密な協力関係はこのころから築きあげられ、今日の活躍に至ります。

第二次世界大戦で敗れたドイツは、国土復興への道を歩むことになり、これが多目的トラクター開発のきっかけになったのです。


2.ダイムラー・ベンツ社により多目的作業車としての地位を確立


1950年 ダイムラー・ベンツ社が生産

この頃、ボーリンガー社は累計600 台のウニモグの生産を達成していましたが、さらなるウニモグの増産を目指すため、ダイムラー・ベンツ社が生産を引き継ぎ、1951年6月3日、ガゲナウの地で生産を開始しました。

1953年 箱型キャビンが登場

1953年からは、そのラジエター・グリルにメルセデス・ベンツの象徴「スリーポインテッド・スター」が取り付けられるようになり、同年、市場からの要望に応えるため、401/402 シリーズが誕生しました。
これにより、1953年には、従来の屋根無しのソフトトップ型キャビンに加え、屋根のついた箱型のキャビンが登場しました。

1955年 ウニモグS型(404シリーズ)が登場

1955年、のちにドイツ軍に制式採用される、ウニモグS型(404シリーズ)が登場します。この型は大成功を収め、1956年にはさらなる市場からの要望に応えて馬力アップを遂げた401/402シリーズが411シリーズとして生まれ変わり、1961年5月、記念すべき累計5 万台目のウニモグがガゲナウ工場から出荷されることとなり
ます。
以降、これらのウニモグは70 年代に至るまで力強く多様化を進めました。

1963 年 ラインナップが広がる

これまでのウニモグS型ではカバーしきれなくなった市場からのニーズに合わせて、
中型〜大型クラスのウニモグ(406 シリーズ)が登場しました。ウニモグのラインナ
ップが充実、多くの作業がカバーできるようになりました。
その後、さらに416 シリーズ、421/403 シリーズが登場し、モデル間のギャップが
補填されました。
こうしたモデルの拡充は1977年まで続きました。


3.開発から20年で累計10万台、約30年で20万台を達成


1966年5月 累計10万台を達成

開発を始めた年から数えて20年後の1966年5月、ウニモグは累計10万台を達成しました。
その有用性とユニークな車輌コンセプトは、20 年間で全世界へ好意的に広がり飛躍的に知名度を上げていきました。
一方で、当初のターゲットであった農業の分野での利用は次第に減少して行き、1972年ダイムラー・ベンツ社は、農業市場での需要回復を狙い、ウニモグの高い技術やノウハウを投入した全くの新しいコンセプトの「MBトラック」という農業用トラクターを誕生させました。
しかし、この「MBトラック」は営業的に奮わず1991年にその幕を閉じました。

1974年 ウニモグの代表的なアイコン425シリーズが登場

1974年、大型クラスのトップモデルとして、425シリーズが登場しました。
このモデルには120馬力のエンジンが搭載され、2,810ミリのホイールベースのシャシ・フレームで最大許容車輌重量は9トンでした。
425シリーズのキャビンの特徴である直線的なデザインは、その後25年間維持され続け、ウニモグの代表的なアイコンとなりました。

1975年 435シリーズが登場

1975年にはウニモグS型の後継モデルとして435シリーズが登場し、ドイツ軍に正式採用されるに至りました。
その後、ウニモグのモデル群はエンジン出力やホイールベース、最大許容車輌重量などによって再分類され、デザイン面での差別化が図られました。

U600/L、U800/L、U900、U1100/Lなどの軽量クラスには丸みをおびたクラシカルなデザイン、U1000、U1300/L、U1500、あるいは168 馬力のエンジンを搭載した最上位モデルのU1700といった、中型〜大型、大型クラスには新しい直線的なデザインのキャビンを採用しています。

1977年 累計生産台数20万台を達成

1977年、一部の例外を除き、全てのウニモグに、商用車の分野では長らく最先端の技術であったディスクブレーキ・システムが導入されました。
同年、ウニモグが累計生産台数20万台を達成しました。


4.まとめ


いかがでしたでしょうか?

ウニモグが第二次世界大戦後の復興とともに、目覚ましい発展を遂げてきたということが伺えます。
次回の記事、【ウニモグの歴史②】では、近代のウニモグの経緯と活躍を見ていきたいと思います。

トノックスは多目的作業トラックをはじめ、特装車・架装車・レストアなどを専門に扱う製造会社です。個人のお客様の一台のご注文から、国の行政機関・公共団体の大口のご発注まで多数の受注実績がございます。企画・設計から、製造・整備まですべて自社にてまかなえる一貫体制が整っています。

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